情操教育
生活日記「あゆむ姿」
子どもたちは、1年生入学の日から6年生の卒業の日まで、6年間「あゆむ姿」と名付けられた生活日記を毎日綴ります。毎日の自分の生活をふり返り、思いやりの心や自立心を養います。
教師はその日のうちにコメントを記して子どもたちに「あゆむ姿」を返します。子どもたちの情操面のみならず、児童・教師・保護者のコミュニケーションを深める手立てとしても効果を発揮し、心のかけ橋となっています。
書道
1年生から学ぶ毛筆習字では、日本語の美しさを学び伝統的な言語文化への関心を高めています。また硬筆の文字練習だけではなかなか身に付きにくい、文字のとめやはらいも毛筆習字の学習の中で自然と身につきてきます。1年生から学ぶ意義は非常に大きく効果を上げています。
音楽教育

情操教育としての音楽教育(音楽科の授業や、全校音楽集会、5年生、6年生のマーチングバンド合同授業)も本校創設以来の伝統になっています。音楽科の指導で1年生から頭声的発声を学びます。毎月行う音楽集会では全校生による伸びやかなハーモニーが響きます。
5年生、6年生のマーチングバンド活動は、1年間に1回のみ運動会を発表の場と位置づけ、年間を通じて週当たり1時限の授業時間を確保した音楽科の授業とは別枠の正規授業として取り組んでいます。各自の担当するパートは前年度の3学期に個人の希望に基づく各パートのオーディションを行い決定しています。そして、毎週のマーチングバンド(鼓笛)授業は正規授業と位置づけ、学級単位の学習の枠をはずし5年生、6年生合同のパート別授業を行い、運動会に向けて全体練習へと徐々に移行していきます。
パートは、指揮、金管楽器(トランペット・コルネット・トロンボーン・スーザフォン・ユーフォニウム・アルトホルン)、打楽器(大太鼓、中太鼓、小太鼓、グロッケン、シロフォン、シンバル、テナートリオ、マーチングキーボード)、カラーガード、ピアニカに分かれています。
マーチングバンド活動は音楽的完成度を追究する音楽教育であることは言うまでもありませんが、合奏やドリル演奏を通じての協調性や集団の中の個人の責任の大切さを学び、共創する喜びを感じ、音楽を通じて豊かな情操を高める情操教育、豊かな人間形成の場として位置づけて取り組んでいます。
マーチングバンドは集団演技であり、一つの規律のもとに、自分に与えられたことを確実に果たさなければなりません。責任感の育成や、学年や学級の枠を超えた学校の代表である高学年集団としての意識をもとにしたリーダーシップの育成を図り、その練習プロセスを通して自治的自立的組織の形成に向けて取り組んでいます。
運動会での鮮やかなユニホームに身を包んだ華やかな演奏は低学年には憧れの的です。自分たちも高学年になったらマーチングができるんだという期待に胸を膨らませています。しかし教師側は華やかな表面的要素にとらわれることなく、この教育的意義や練習プロセスの学びを意図して指導しています。
読書活動
朝の全校一斉読書や、充実した図書館活用による読書活動、図書館まつりや、PTA図書委員会による読み聞かせお話会も、子どもたちの豊かな心情を育んでいます。
1年生から6年生まで継続的に利用する図書ファイルは各自の読書履歴となり、あゆむ姿とともに子どもたちの宝物の一つとなっています。
栽培活動
学級園や植木鉢で、サツマイモやミニトマト、ナス、ピーマンなどを栽培します。収穫物は親子クッキングなどの企画を立てて調理します。育てる楽しさ、生命力への関心、生命を慈しむ心などを育んでいます。
自由遊び時間
2時限目と3時限目の間とお昼休みが20分間のロングの休み時間となっています。また、放課後に希望者が居残りをして遊んでいける「放課後遊び」の時間も設定してあります。
自由遊びの時間を保障して、自分自身の意志で行動し、学年の枠を超えて自分たちで遊びを創造する中で、自立心を培い、集団的な自治管理能力の形成を図っています。















