教育内容
教育目標
「人を愛し、学問を愛し、美を愛する豊かな人間」の育成
激動する社会の中で、深い人間愛に基づいた本校の理念「人間たれ」はますますその輝きを増し、この学び舎に集う人々に優しさと勇気、品格と知性そして人間に対する尊厳を育んでくれます。以下に「人間らしさを探求する」本校がめざす、人間像をご紹介します。
人間に対する尊厳を大切にして、「善」なるものを求めて共に生きる人を育成します。
高い志を持ち、未来を見つめ、自己実現をはかり、「真理」の探究を共にめざす人を育成します。
美しい自然・芸術・文化を愛し、「美」なるものを追求し、共にその美を表現する人を育成します。
教育姿勢・体制
「学び合い、認め合い、深め合う」
教育実践テーマをもとに、子どもたちがお互いに認め合う豊かな人間関係のなかで、学習活動を展開します。グループワークによる学び合いをはじめ、他の学級や学年との交流などを通じて、協同的な問題解決能力や集団的な自治管理能力を育成し、子どもたちが自らが人間力や学力を高め合えるように育みます。
暁中学校・高等学校への内部進学
本校の児童には、暁中学校への内部推薦制度があります。毎年、多くの児童が内部進学し、学園綱領「人間たれ」の精神の下で豊かな人間世を育むとともに、6年間の一貫教育で学力を高め、大学入試で多くの実績を残しています。

児童が中学校へスムーズに進学できるように、暁中学校と連携を図りながら、児童向けの「進学説明会」や「暁中学校体験会」を行います。暁中学校体験会では、中学校の先生による特別授業や部活動見学を行います。

人間教育
卒業までの6年間、生活日記「あゆむすがた」を毎日綴ります。担任はコメントを記して返却し、児童や保護者との心の架け橋になっています。また、朝の全校一斉読書やお話会などで豊かな心情を育み、運動会や文化祭、誕生日会など、さまざまな行事を通じて人としての成長を促します。
言語技術教育
言語技術とは、思考を論理的に組み立てて、相手が理解できるようにわかりやすく表現する力のことです。すべての学びの基礎となる技術であるとともに、国際社会で日本人が堂々と自己主張していくうえでも必須のスキルとされています。本校ではその重要性にいち早く着目し、2022年度から小学校としては東海地区で初めて「言語技術教育」を本格的に導入しています。

独自のルーブリック評価
社会の中で主体的に協同する力や豊かなコミュニケーション力など「21世紀を生きる」ための資質や能力は、ペーパーテストでは評価しづらい「見えない学力」です。本校では独自のルーブリック評価を作成し、建学の精神や教育目標の中で伸ばしたい「価値観」「スキル」を明確にすることで、子どもたちの意欲や成長をサポートします。
ICT教育
各教室に大型ディスプレイを設置するほか、校内全域でWi-Fiに接続できる環境を整えています。タブレット端末(iPad)を利用することで、教室内のみならず、理科や体育などの屋外での活動においてもより効果的な学習に取り組みます。

学びの特色
本校では確かな学力をつける英知の教育をめざしています。その為に、子ども一人ひとりの学びを的確に掌握し、理解の徹底を図っています。発達段階に応じた方法を講じながら効果をあげています。
英語
独自のカリキュラムによる
充実した英語教育を実践
国語
確かな思考力・判断力・
表現力を身につける
算数
主体的に問題解決に
取り組める授業を展開
理科
観察や実験を通して
「科学の芽」を育てる
社会
体験的な学習を通して
社会へのとびらを開く
毛筆習字
伝統的な言語文化へ
関心を高める
音楽
音楽教育は
創立以来の伝統
図画工作
想像に向かう
意欲を育む