暁学園は、昭和21年に暁女子専門学校と暁幼稚園の開学をもって出発してから令和3年(2021年)で、創立75周年の節目を迎えます。この間、暁小学校、暁中学校、暁高等学校、暁短期大学、四日市大学、暁中学高等学校、四日市看護医療大学、同大学院が設立されました。幼稚園から大学院まで設置する、三重県唯一の総合学園である暁学園のブランド力は、伝統と歴史と共に、地域にしっかり根付いてきました。

本校のほとんどの生徒が難関国公立大学をはじめ、四年制大学等上級学校への進学を志望しています。そのため本学では、Ⅰ類、Ⅱ類(進学)、Ⅱ類(英進)などのコース制をしき、それぞれの生徒の進路希望の実現に向けて学習指導及び進路指導を行っています。また、5年前よりコース改革を行い、入学後の生徒たちの主体的な向上心を育もうと取り組んできました。

暁学園の綱領「人間たれ」~人を愛し、学問を愛し、美を愛する豊かな人間の育成~〈 共生 共創 共感 〉は、本校の基本理念です。
〈共生〉とは、「国・文化を超えて多様な人々と協働して課題を解決し、共に生き抜く資質・能力を有した人を育てます」という学園の思いであり、
〈共創〉とは「主体性を持って自ら学び、自ら考え、判断し、多様な人々と互いに研鑽しながら、課題解決のために探究をつづけ、これからの社会で活躍するために必要な力を有する人を育てます」という教育方針であり、
〈共感〉とは、「自然を愛し、文化・芸術・スポーツ活動を通じて心豊かな人間性を育み、豊かな感性に立脚した「志」を持ち、高い目標を掲げて意欲的に挑戦する人を育てます」という教職員の願いです。

時代は平成から令和へと移りましたが、学園創立百周年(2046年)に向けた今後四半世紀、我が国はさまざまな課題に直面することが予想されています。生徒一人ひとりが、高い志を持ち、さまざまな課題に対して、自ら考え挑戦し、未来を切り拓く力の育成が本校の急務であると考えています。

新教育課程への対応、「総合的な学習の時間」に代わる「総合的な探究の時間」に対する対応。また、ICT教育への対応、狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すソサエティ5.0(Society 5.0)、STEM教育 "Science, Technology, Engineering and Mathematics" すなわち科学・技術・工学・数学の教育分野への取組みなど、新時代に対応した学力とその教育体制の構築を、本校は進めてまいります。

暁高等学校長 小林豊昌