情報処理実習室利用規定
コンピュータは、様々な作業や、学習の援助、情報の交換・共有など多くのことができます。しかし、使い方を間違ったりすると、自分の学校だけでなく予期できないほど多くのトラブルを引き起こす可能性があります。以下の利用規定を厳守してください。
1.情報処理実習室(以下は実習室という)の入退室
- 脱いだスリッパは必ず下駄箱にいれること。(出欠をとるために使用する場合もある)
- 授業時は、決められた席に座ること。また、どの席に座っても自分のID・パスワードでログインすることができる。
- 授業では指示があるまで、コンピュータやその他の周辺機器には触らないようにすること。
- 放課後・昼休みの利用は、図書館棟にある情報室1のみ開放する。原則的に実習室2は開放しない。
- 実習室での飲食は厳禁!!
- 退室する場合は、先生の指示に従ってコンピュータを終了させ、キーボード・マウス(・ヘッドセット)を整頓して椅子を入れ、退室すること。
2.利用方法
(1)電源を入れる
- 先生の指示に従って、電源を入れる。(電源が入っている場合は、ログオン画面が表示される)
- ログオン画面が表示されれば、IDとパスワードを入力する。
- メイン画面が出るまでは、マウス・キーボード・電源ボタンには触れないこと。
- 先生の指示に従って、作業・学習を開始する。
(2)電源を切る
- 必要なデータを先生の指示に従って保存する。
- 作業・学習が終了したら、すべてのアプリケーション・ソフトを終了させる。
- スタートボタンから正しく終了させること。先生の指示により、ログオフする場合もある。
3.コンピュータの取扱について
- 設定を勝手に変更しないこと。
- 先生の指示なしにファイルやフォルダを勝手に作成したり、削除したりしないこと。
- 自分が持っているソフトやフリーソフトを勝手にインストールしないこと。学校で配布したメディア(CD・USBメモリなど)以外はコンピュータに絶対に入れないこと。(ウィルス侵入防止のため)
- 私用データの保存は、原則としてメディア(CD・USBメモリなど)に保存すること。ただし、先生の許可があった場合は、HDの個人用の領域に保存してもかまわない。(HDの個人用領域のデータは、コンピュータの保守等で削除される場合があります。)
- ディスプレイは、ペンや指で直接触らないこと。
- ヘッドセットは、丁寧に扱い、使い終わったらきちんと束ねてしまうこと。
- アプリケーション・ソフトの利用については、それぞれの利用上の注意をよく守って使用すること。
4.インターネットの利用について
- 誰がどんなサイトを見に行ったのかすべてわかります。有害サイトには、絶対に立ち入らないこと。万一、検索などで間違って入った場合は、すぐに退出すること。
- フリーソフトなどのダウンロードは絶対にしないこと。
- 有料サイトへの立ち入りも厳禁とします。
- 懸賞・アンケートへの回答・オンラインゲーム・チャット(メッセンジャーを含む)Webメール等も禁止します。
- 著作権について常に注意を払うこと。画像やテキストなどは勝手に取り込まない。
5.その他
- ここに書かれていることは注意事項の一部にしか過ぎません。インターネットの世界と同様に皆さんのマナーとモラルによってこの実習室も成り立っていきます。相手(他の人)のこともよく考え、常識ある行動を望みます。
- 実習室を利用する前に、必ずこの利用規定を読んで、正しくコンピュータを活用し、学習に生かせるようにして下さい。
インターネット利用規定
1.目的
インターネットは、利用する人々の自主的なルールや個人のモラルによって成り立っているのが現状で、インターネットを利用するための統一的、法的なルールは存在しない。それは、インターネットが自由な情報の交換、情報の共有を基本理念としているからである。しかし、それがゆえに様々な問題点や犯罪に巻き込まれる危険性が大いに考えられる。
そこで、本校のインターネットを利用した教育活動を推進させていく上でも「インターネット利用規定」を共通のルールとして位置付けし、情報通信能力や問題解決能力やプレゼンテーション能力を高める情報教育を推進することを目的として本利用規定を定めた。
2.インターネット利用の基本
本校においてインターネットを利用するに当たっては、生徒及び関係者の個人情報の保護に努めるとともに、生徒の情報活用能力や国際理解教育、問題解決能力などの幅広い能力の育成に寄与するように努める。
3.インターネットの主な利用形態
(1)情報の発信
本校の教育活動や学習のまとめなどをホームページで発信する。
(2)情報の受信
本校の教育活動やホームページに対する意見等を受信する。
卒業生からの大学情報などを受信する。
(3)情報検索及び収集
ホームページを利用して学習に関する情報を検索・収集し、電子メールで関連する質問等を送り、回答を得る。
(4)教材作成
ホームページや電子メールから授業等で活用できるデータ・画像・情報を収集し、教材作成に活用する。
(5)国内及び国際交流
電子メール、ホームページを利用して国内外の学校や各種団体と交流を行う。
4.ホームページ等による情報の発信
本校のホームページの作成・運用については、以下のように定める。
- 学校長は、ホームページにより情報の発信を行う場合は、本規定に基づいた適切な発信であることを事前に確認するものとする。
- 学校全体で運用し、適宜更新作業を行う。
- 個人の情報には最大限に配慮する。(個人の情報の範囲については別途記載)
- 本校ホームページに他のホームページのリンクを設定する場合は、必ずリンク先のサイトの「リンクについて」等を確認し、その指示に従うこと。
- 本校ホームページに対する他のホームページからのリンクは、教育目的なものは原則自由とする。
5.個人情報の発信と保護
インターネットを利用するに当たっては、個人情報および各種データの保護に努める。個人情報の発信は、学校長が学校教育のために必要と認めた場合に限るものとする。
1.生徒の個人情報を発信するときは、本人および保護者に対して、個人情報を発信する趣旨および危険性を説明し、同意を得た上で、教師の指導のもとに発信する。
2.個人情報の範囲は次のように定める。
氏名 原則としてフルネームを使用しない。ただし、教育上必要がある場合はフルネームを利用しても良い。
写真 生徒の写真を利用する場合は、スナップ写真や集合写真などを使用し、個人の特定ができないように配慮する。ただし、電子メール等で相手が特定される場合には、教育上の必要に応じて、個人写真を利用できる。
意見 生徒の意見や主張は、教育上必要な場合のみ発信ができる。
その他 住所、電話番号、生年月日、趣味、特技等、上記以外の個人情報は発信しない。ただし、相手が特定できる電子メール等においては、必要に応じて自己紹介程度の個人情報は発信できる。この場合でも、住所、電話番号、生年月日は発信しない。
6.インターネット利用上のモラル
教師は、インターネットを利用した教育活動を通じて、他人の中傷をしないこと、著作権、肖像権、知的所有権に配慮するなど、基本的モラルやマナーについて十分に指導する。また、電子メールについても教師の指導のもとで慎重に行う。
7.本規定の見直し
本校のホームページの作成・運用については、以下のように定める。
2000年12月4日・・・制定